DUO Select 例文解説メモ #287

DUOセレクトの例文287本目です。
some(ぼんやり感)とabstract(抽象的な)はセットで使われてますが、イメージ的にも相性が良さそうなのが分かりますね。

(YouTube動画版もあるのでご活用ください)
abstract
「抽象的な」という意味を持つ形容詞。語源は、ab(離れて)+tract(引く)→「引き離す」ということ。ここから「物質や現実的事柄から引き離す」というニュアンスとなり、冒頭の意味につながっている。
なお、名詞として「概要」という意味もあり、論文の冒頭でabstractという記載をよく見かけるが、これは「全体から要約部分を引き離したもの」ということ。

▶️(参考)DUO3.0の例文021:abstract art(抽象芸術)
display
「展示する」「飾る」「(感情・態度・性質など)ハッキリと示す」等の意味を持つ動詞。語源は、dis(否定) + play(折る)→「折りたたむのを否定する」ということ。ここから「広げて見せる」というようなニュアンスとなり冒頭の意味につながっている。

▶️(参考)DUO3.0の例文019:be on display(展示されている)
upside down
「(上下)逆さまの」「滅茶苦茶の」等の意味を持つ形容詞(副詞の意味もある)。分解すれば、upside(上側)+down(下に)→「上側が下に」ということ。本来上に来るべきものが下に来ることから冒頭の意味につながっている。例文暗唱を通じてフレーズ的に覚えてしまえばよいと思う。

▶️(参考)DUO3.0の例文479:upside down((上下)逆さまの)
by mistake
「間違えて」という意味の表現。分解して考えれば、by(そば)+mistake(間違い)→「間違いのそば」となり冒頭の意味につながっている。
▶️(参考)DUO3.0の例文189:by mistake(間違えて)
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