DUO Select 例文解説メモ #034
DUOセレクトの例文34本目です。
この例文ではstuffは「もの」という意味で使われています。一方、動詞としては「詰め込む」という意味もあります。この辺りも語源絡めて学習するとシックリとくると思います。
make up one’s mind
「何かを決める」という意味の表現。分解して考えれば、make(作る)+ up(完全に)+one’s mind(心)→「心を完全に作り上げる」となり冒頭の意味につながっている。この例文の場合、about(~について)が続いているので「~について決める」ということ。
▶️(参考)DUO3.0の例文377:make up one’s mind to do…(…することを決心する)
what to do with…
「…をどう扱うか」という意味の表現。この表現で使われているwithは「~について」という意味となる。直訳すれば「…について何をすべきか」となり意訳すれば冒頭の意味につながる。withに続く名詞を変えれば応用が効くということを意識しながらフレーズ的に暗記してしまえばよいと思う。
▶️(参考)DUO3.0の例文109:What should we do with…?(…をどう扱おうか?)
the rest of…
「…の残り」「…の余り」等の意味を持つ表現。取り立てて難しい表現ではないが、日常会話でもかなり頻繁に使われる印象があるので取り上げてみた。この例文のように、「…」の部分に人や食べ物が来て「残りの人」「残った分」といった形で使われることが多い。
▶️(参考)DUO3.0の例文383:spend the rest of one’s life(残りの人生を過ごす)
stuff
「物」「持ち物」「こと」等の意味を持つ名詞。語源は「荒い栓で穴を塞ぐ」といった意味に由来している。そこからどのように冒頭の意味につながっているかは調べきれなかったが、おそらく袋の中に入っているものを塞ぐといったニュアンスから、その中に入っている「モノ」「コト」といった感じになると思う。
なお、動詞として「詰め込む」「詰め物をする」といった意味も持つ。ちなみに、このstuffは不可算名詞で複数形はとらずにstuffのままとなる。同じ「モノ」「コト」を表すのにthingがあるが、こちらは可算名詞で複数形thingsになる(数えられるということは輪郭がくっきりしているということ)。
また、一般的にstuffの方が、thing(s)よりもカジュアルな表現となりlongmanにもインフォーマルな表現として説明されている。この辺りは上述したstuffの語源から感じられっる粗っぽさから伝わってくると思うし、荒っぽいがゆえに輪郭がくっきりしておらず不可算名詞になるといった解釈もできると思う。日常会話や海外ドラマで頻繁に出てくる表現となるので、英語の学習を継続していれば自然と身に付いていく単語になると思う。
ちなみに、海外ドラマのFriendsでは、stuffed animals(ぬいぐるみ)という表現が出てきます。中に詰め込まれた動物ということです。
▶️(参考)DUO3.0の例文114:stuff(もの)
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