DUO Select 例文解説メモ #303
DUOセレクトの例文303本目です。
help(to)do…のtoは省略可能となります。非ネイティブ視点だと入れてしまいますね。ちなみに、ブラジルの同僚もtoを入れて話している人結構いました。
vehicle
「乗り物」「(表現・伝達等の)手段」「媒体」等の意味を持つ名詞。語源は、乗り物に乗って移動したり運ぶといったニュアンスを持つことから冒頭の意味につながっている。
人や物を運ぶエンジン付きの乗り物を主に指し、具体的には、車、バス、トラック、バイク等の総称となる。なお、longmanにはフォーマルな表現と書かれており、自分が実際に見たことがあるのは下のような標識や入場料案内ボードぐらい。通常の会話は、car, bus, motorcycleのように特定して話すシチュエーションが多い気がする。
▶️(参考)DUO3.0の例文100:vehicle(乗り物)
run on hydrogen
「水素で走る」という意味の表現。longmanにはrun on fuel(燃料で走る)という表現があるので、このfuelの部分をhydrogenで置き換えた表現になると思う。なお、runには下記マインドマップに示すように自身を走らせるという意味もあるので、run(走る)+on(支えられて)→「…に支えられて走る」となり「…」に燃料となるものが入っているのだと思う。
hydrogen
「水素」という意味の名詞。語源は、hydro(水)+gen(生む)→「水を生み出すもの」となり冒頭の意味につながっている。なお、中学校で習う化学元素H(水素)はhydrogenのことを指す。
▶️(参考)DUO3.0の例文175:hydrogen(水素)
help(to)do…
「…するのを手伝う」という意味の表現。toは省略可能でこの例文のように動詞が二つ連続する形になるため、ノンネイティブからすると違和感を覚える表現になると思う。個人的には、あまり深く考えずに「helpの場合はto不定詞のtoが省略可能」と理解しておき、この例文暗唱を通じてその感覚を定着させてしまうのがよいと思う。
<補足:理屈を知りたい方向け>
toの省略有無については、文法的にはto不定詞と原形不定詞の違いということになる。一般的な英語文法書だと原形不定詞という表現を見かけたことはあまりないが、使役構文である<使役動詞+人+動詞の原形>の「動詞の原形」というのは、まさに原形不定詞と呼ばれる表現となる。上手く説明できているかどうかはちょっと分からないが、ここにまとめてみたので気になる人は読んでもらえると良いと思う。
▶️(参考)DUO3.0の例文440:help(to)do…(…するのを手伝う)
reduce
「減らす」「弱める」等の意味を持つ動詞。語源は、re(後ろ)+duce(導く)→「後ろに導く」となり冒頭の意味につながっている。基本的な単語なので敢えて語源に遡ってイメージを紐付けて覚える必要はないと思う。
▶️(参考)DUO3.0の例文293:reduce(減らす)
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