DUO Select 例文解説メモ #137
DUOセレクトの例文137本目です。
flexible
「臨機応変な」「柔軟な」「フレキシブルな」等の意味を持つ形容詞。語源は、flex(曲げる)+ible(できる)→「曲げることができる」ということ。ここから、曲がって扱いやすいといったニュアンスとなり、冒頭の意味につながっている。
日本語でも柔軟という意味でフレキシブルという単語を使うので一度は耳にしたことがあると思う。また、会社勤めの社会人であればコアタイム(必ず就業しないといけない時間)、フレキシブルタイム(自由に勤務時間を決定できる時間幅)でお馴染みの単語になると思う。
▶️(参考)DUO3.0の例文423:flexible(柔軟な)
be capable of doing…
「…することができる」「…できる能力がある」等の意味を持つ表現。この表現のコアになっているcapableは「能力がある」「有能な」等の意味を持つ形容詞で、語源は、cap(捕まえる)+able(~できる)→「捕まえることができる」ということ。何かを捕まえることができるということは、それに見合う能力や性質を有しているということになるため、前述の「能力がある」「有能な」といった意味につながっている。
そのため、be capable of doing…という表現は、前置詞of(~に関して)の後ろに動名詞を付けて「…できる能力がある」という意味になる。この例文の場合は、彼女にはどんな状況にも合わせられる能力を有しているということ。なお、後の例文で出てくるcapacity(能力)という単語についても内容を先読みすると理解が深まると思う。
▶️(参考)DUO3.0の例文438:be capable of doing…(…することができる)
adjust to…
「…に慣れる」「…に順応する」等の意味を持つ表現。この表現で使われているadjustは「調整する」という意味を持つ動詞で、語源は、ad(~の方へ)+just(一緒にする)→「一緒にする方向へ」ということ。ここから、何かを何かに合わせるというようなニュアンスとなり「調整する」という意味につながっている。そのため、adjust to…という形で「…に到達して一緒にする方向へ」となり意訳すれば冒頭の意味となる。
なお、前述した語根just(一緒にする)は、join(参加する)やjoint(接合)等で使われているが、just(ちょうど)とは全く別語源なるので要注意。日本語でも調整という意味でアジャストという単語を使うので、敢えて語源に遡らなくてもイメージできる単語になると思う。
▶️(参考)DUO3.0の例文509:adjust to…(…に順応する)
circumstance
「(周囲の)状況」「(周囲の)事態」等の意味を持つ名詞。語源は、circum(周り)+st(立つ)+ance(名詞語尾)→「何かが周りに立っている」となり前述の意味につながっている。
▶️(参考)DUO3.0の例文425:under … circumstances(…の状況で)
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