DUO Select 例文解説メモ #330
DUOセレクトの例文330本目です。
frustrationは日本語でも普通に使いますね。また、この例文で出てくるwithは「~に対して」という意味です。気になる方はリンク先を参照下さい。
nothing but…
「…だけ」という意味の表現。nothing butのセットで副詞のように働き、onlyと同じような意味を持つ。前の例文で出てきた類似表現のanything but…(決して…ではない)で説明したようにbut(除く)という意味から理解できる表現となる。
具体的には、nothing(何もない)+but…(…を除いて)→「…を除いて何もない」→「…だけ」ということになる。anything but…(決して…ではない)で掲載した図に併記する形で下にイメージを載せておく。
▶️(参考)DUO3.0の例文443:nothing but…(…だけ)
lazy
「怠惰な」「のんびりとした」等の意味を持つ形容詞。語源は明確には分かってないようだが、低地ドイツ語から入ってきた説が有力で意味合いとしては「緩い」「たるんだ」といったニュアンスから冒頭の意味につながっている。この例文暗唱を通じて単語として覚えてしまうのがよいと思う。
▶️(参考)DUO3.0の例文195:lazy(怠惰な)
colleague
「同僚」という意味の名詞。似たような意味の単語にco-worker(同僚)があり、イマイチ自分もどちらを使えばよいのかよく分からない。調べた限りでは、次のような違いがあるらしい。
①co-workerは主にアメリカで使われる表現、②colleagueは専門職の同僚という意味でよく使われる。例:teacher, doctorであれば、co-workerではなくcolleagueを使う傾向がある。逆にsecretaryであればco-workerを使う。③co-workerは同じ職場で働いている人(受付、他部門の人も含め)を指し、colleagueは仕事上のつながりがありがある人(必ずしも同じ職場にいる必要はない)。
例えば、同じ会社でAとBが同じプロジェクトに参画しているとする。この場合、AとBは仕事上のつながりがあるのでcolleagueとなる(同じ職場にいるという意味でco-workerとも言える)。ただし、プロジェクトに参加してない同じ会社で働いているCはcolleagueではない。
<colleagueの補足>
co-workerのcoは一緒にということなので、漠然と一緒に働いている人という感じ。一方、colleagueに関しては、co(一緒に)+league(リーグ)→一緒のリーグにいる→「同じようなことをやっている人たち」「お互いに協力しながら仕事をしている人たち」という感じになると思う。
G8サミットで参加国のことをcolleaguesと言ったりするので「国は違えど同じようなことをしている人たち」「同じ目標に対して協力している仲間」という意識があるのではないかと思う。ちなみに、ポルトガル語では同僚という意味でcolegaという単語があり「同業者」「仲間」「同職」「同級生」等の意味がある。やはり共通するのは「一緒のリーグにいる人たち」という感覚なのではないかと思う。
▶️(参考)DUO3.0の例文287:colleague(同僚)
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