DUO Select 例文解説メモ #342
DUOセレクトの例文342本目です。
何か選択をするときにIt’s up to youという表現が使えるので覚えておくと便利です。多用すると、優柔不断な人になってしまいますが。。。
be determined to do…
「(原因・料金など)を確定する」「…を決定する」等の意味を持つ動詞。語源は、de(離れる)+term(明確な境界線)→「明確な境界にする」ということ。ここから、曖昧なものに明確な境界を引くといったニュアンスから冒頭の意味につながっている。
なお、同じ意味を持つ単語に前の例文で出てきたdecideがある。使い分けについてはそちらで既に説明済みなので忘れてしまった方はリンク先の内容を読み返してもらえると理解が深まると思う。
▶️(参考)DUO3.0の例文337:be determined to do…(…することを決心している)
destiny
「運命」「宿命」等の意味を持つ名詞。語源は、de(下に)+sti(立つ)→「何かの下に立たせる」ということ。ここから「運命の下に立たせる」→「定められた避けられない運命」といったニュアンスとなり冒頭の意味につながっている。
似たような語源から成り立つ単語にdestination(目的地)があるが(DUO3.0で出てくる)、これは行く運命にある場所という感じのイメージとなり、ポジティブなニュアンスで使われることが多い。なお、fate(運命)も似た意味を持つが(DUO3.0で出てくる)、こちらは形容詞形であるfatalが「命取りになる」という死に関する意味となるので、ネガティブなニュアンスで使われることが多い。
▶️(参考)DUO3.0の例文143:destiny(運命)
after all
「結局は」という意味の表現。分解して考えれば、after(~の後に)+all(全て)→「全ての後に」ということ。ここから、①肯定的に考えれば裏付けというニュアンス→「なんだかんだ言っても結局は」、②逆説的なニュアンス→「予想に反して結局は」といった形で使われる表現となる。
この例文の場合は①の意味で使われている。なお、単に「最後に」と言いたいのであれば、finallyやlastlyが使えると思う。
▶️(参考)DUO3.0の例文143:after all(結局は)
it’s up to you
「あなた次第です」「あなたにお任せします」等の意味を持つ表現。相手に判断や選択を仰ぐときによく使われる表現となる。直訳すれば「それ(その状況)はあなたにまで完全に上がっている状態ですよ」となり、「あなたの判断に完全に委ねられていますよ」というようなニュアンスになる。この例文では、弱点を克服できるかどうかはあなたの努力次第ですよという意味で使われている。フレーズ的によく使われる表現となるので例文暗唱を通じて暗記してしまえばよいと思う。
▶️(参考)DUO3.0の例文143:it’s up to you(あなた次第です)
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません