DUO Select 例文解説メモ #143
DUOセレクトの例文143本目です。
sensitive
「気配りのある」「傷つきやすい」「敏感な」等の意味を持つ形容詞(名詞の意味もある)。分解すれば、sense(感覚)+ive(形容詞語尾:性質)→「感じ取る性質がある」ということ。性質に焦点を置いた単語となるため、単に感じ取るのではなく「シャープに感じ取る性質がある」というイメージで捉えておくのがよいと思う。そうすることで、①その場の空気をシャープに感じ取れる→「気配りのある」、②周りの影響をシャープに感じ取れる→「傷つきやすい」、③何でもシャープに感じ取れる→「敏感な」というように冒頭の意味につなげることができる。
なお、似たようなスペルを持つ単語にDUO3.0で出てくるsensible(賢明な)があるが、こちらは接尾辞-ible(~ができる)を持っていることから「~できる」という部分に焦点を置いた単語となる。そのため、感じ取って適切な判断ができるというようなイメージとなり「賢明な」という訳につながる。詳細はsensible(賢明な)の説明を読んで頂ければと思う。
なお、この例文では前置詞toがsensitiveの後に続いているが意味としては「~に対して」となる。toに「指し示す」という意味があるのは、後の例文で出てくるbe second to none(誰にも負けない)で説明しているので気になる人は先読み頂ければと思う。ここでは、何に対してsensitiveなのかというのをtoで指し示しているということ。
▶️(参考)DUO3.0の例文416:sensitive(敏感な)
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