DUO Select 例文解説メモ #156
DUOセレクトの例文156本目です。
be(状態)、get(変化)を学べる例文になってます。
be mad at…
「…に怒る」という意味の表現。分解して考えれば、be(状態)+ mad(怒った)+at(点)→「…という点に怒っている状態である」ということ。ここから「…に怒る」というニュアンスとなり冒頭の意味につながってる。
なお、get mad at…という表現もあるが、こちらは「…に怒った」ということ。getを使えば「怒るという変化」を表すことができる。この辺りは基本動詞であるgetのコアイメージから来ているため、詳細を知りたい方は大西先生の本を一読するのをお勧めする。なお、誰に対して起こるのかを前置詞at(点)で指し示している。
▶️(参考)DUO3.0の例文162:get mad at…(…に怒る)
in the way
「道を塞いで」「邪魔になって」等の意味を持つ表現。分解して考えれば、in(範囲)+the way(その道)→「その道の範囲に」ということ。ここから、その道の範囲に何かあるといったニュアンスとなり、冒頭の意味につながっている。
ちなみに、on the wayとすると「途中で」という全く違う意味になってしまうので、前置詞のinとonの使い分けに注意が必要。inの場合は「~の中に」というニュアンスになるため、その道の中にいる→「邪魔」というニュアンスが出てくるのだと思う。
なお、この例文のようにgetを使えば、get in the wayで「邪魔をする」という変化の意味になり、be動詞を使うと「邪魔な状態である」となる。また「何に対して邪魔なのか」というのはin the way of…以下で加えることもできる。
ちなみに、海外ドラマのFriendsでは、突如現れたイタリア人に彼女にしたいと思っている女性を取られかけているシーンでget in the wayを使った次のような表現がありました。if you get in the… way, of us becoming a thing, then I would be, well, very sad.(もし君に僕らの関係を築く邪魔をされると・・えー、僕は・・とても悲しい)
▶️(参考)DUO3.0の例文114:in the way(道を塞いで)
on purpose
「わざと」「故意に」等の意味を持つ表現。分解して考えれば、on(上に)+purpose(目的)→「目的の上に」ということ。ここから「意図に基づいて」といったニュアンスとなり冒頭の意味につながっている。
▶️(参考)DUO3.0の例文147:on purpose(わざと)
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