DUO Select 例文解説メモ #284
DUOセレクトの例文284本目です。
接続詞+分詞構文の例です。分詞構文はその性質上、意味がフワッとするときがあるのでそれを明確化する目的で接続詞を補うことがあります。
when + 分詞構文
前半のコンマまでは分詞構文となる。大西先生の本では-ing形は躍動感という形で分詞構文、動名詞、分詞修飾も説明されており、感覚的にも非常にしっくりくるので一読をお勧めする。
簡単に説明すると、分詞構文は躍動感を表す-ing形で文章を並べること(繋げること)で、文脈によって同時進行や原因・理由等の意味になるという感覚。この例文の場合、going sightseeing(観光に行く), you should use public transportation(公共交通機関を使うべき) が同時に起こっていることを表している。
ただ、この例文の場合は、単純に二つの物事が同時に起きているというよりは、反復的・習慣的なことを表現したいと思うので、when(…するときは)というのをgoingの前に入れて意味を明確化しているのだと思う。
このように分詞構文は -ing形で文章に並べることで色んな意味を表すことができるが、その反面、意味が少しぼやけてしまうデメリットもあるのでこの例文のように接続詞を補うことで意味を明確化することがある。DUO3.0の例文だと例文408が該当すると思う。
transportation
「輸送」「交通機関」等の意味を持つ名詞。語源は、trans(向こうへ)+por(運ぶ)+ation(名詞語尾)→「向こうへ運ぶこと」となり冒頭の意味につながっている。日本語でも交通機関という意味でトランスポーテーションという単語を使うことがあるので耳にしたことがある人もいると思う。ちなみに、公共交通機関のことをpublic transportationという。
▶️(参考)DUO3.0の例文230:transportation(交通機関)
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