DUO Select 例文解説メモ #181
DUOセレクトの例文181本目です。
in angerで「怒って」という意味です。in(範囲)のコアイメージをしっかりと把握していれば理解できる表現になると思います。
insult
「侮辱」「無礼」等の意味を持つ名詞(動詞の意味もある)。語源は、in(中に)+sult(跳ぶ)→「中に入って上に跳びのって踏みつける」といったイメージから冒頭の意味につながっている。
なお、語根sult(跳ぶ)を持つ身近な単語にresult(結果)があるが、これはre(後ろ)+sult(跳ぶ)→後ろに跳ぶ→跳ね返ってきたもの(=結果)ということ。resultをこのような形で分解して理解しておくのもinsultを理解する上で有効な方法だと思う。なお、DUO3.0例文で出てくるconsult(相談する)で使われている語根sult(座る)は全く別物となるので要注意。
また、insultは動詞の場合は発音のアクセントが後ろに来るが、名詞の場合は頭となるのでアクセントの違いにも注目して音声を聞いてみるとよいと思う。
▶️(参考)DUO3.0の例文376:insult(侮辱)
hang up
「電話を切る」「服を掛ける」等の意味を持つ句動詞。分解して考えれば、hang(掛ける)+up(上に)→「何かを上に掛ける」ということ。
ここから、①受話器を電話の上に置く→「電話を切る」、②服を上に(ハンガーに)掛ける→「服を掛ける」といった具合に冒頭の意味につながっている。
この例文では①の意味で使われている。今後携帯がもっと普及していき電話機が家庭から亡くなっていくにつれ、句動詞のイメージと実態が乖離してしまう可能性がある印象。
▶️(参考)DUO3.0の例文202:hang up(電話を切る)
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