DUO Select 例文解説メモ #207
DUOセレクトの例文207本目です。
be satisfied with…
「…に満足している」「…に納得している」等の意味を持つ表現。この表現で使われているsatisfiedは動詞satisfy(満足させる)の過去分詞が形容詞化したもので、語源は、satis(十分な)+fy(~にする)→「十分にする」ということ。ここから「あるべき姿や基準を満たす」といったニュアンスとなり前述の意味につながっている。満足というよりは納得という和訳の方がしっくりくる印象。
そのため、be satisfied with…という形で「…に納得する」となり冒頭の意味につながっている。なお、満足しているというニュアンスを前面に出す場合は、really/fully/veryといった副詞をsatisfiedの前に入れてbe really/fully/very satisfied with…とすることが多い。また、似たような表現に、be content… with, be happy with…, be pleased with…があるが、満足度の順番は次のようになると思う。
- content with = satisfied with (不満ではないレベル)<happy with < pleased with(満足感が一番高い)
▶️(参考)DUO3.0の例文354:be satisfied with…(…に満足している)
tremendous
「すばらしい」「とても大きな」「巨額な」等の意味をもつ形容詞。語源は、trem(震え)+ous(形容詞語尾:多い)→「震えが多い」ということ。ここから「震えるほどすごい」といったニュアンスとなり冒頭の意味につながっている。なお、語根trem(震え)は前の例文で出てきたtremble(震える)でも少し触れているので読み返してもらえると単語のつながりが強化されると思う。
▶️(参考)DUO3.0の例文002:tremendous(とても大きな)
progress
「進展」「前進」等の意味を持つ名詞(動詞の意味もある)。語源は、pro(前に)+gress(進む)→「前に進む」となり、冒頭の意味につながっている。
▶️(参考)DUO3.0の例文141:progress(前進)
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