DUO Select 例文解説メモ #201
DUOセレクトの例文201本目です。
この例文で使われているasは「~として」という意味です。asは色々な意味を持っていますが、コアである「イコール」をしっかりと抑えておき、そこから意味を派生させる癖をつけるとよいと思います。
neglect
「怠る」「軽視する」等の意味を持つ動詞(名詞の意味もある)。語源は、neg(否定)+lect(選ぶ)→「選ばない」ということ。語根lect(選ぶ)はみんなで議論しながら選ぶというニュアンスなのでそれをしないということは「注意を向けない」ということになり冒頭の意味につながっている。
▶️(参考)DUO3.0の例文195:neglect(怠る)
be supposed to do…
「…することになっている」という意味の表現。この表現で使われている動詞supposeは「仮定する」「想定する」等の意味を持っており、語源は、sup(下に)+pose(置く)→「下に置く」ということ。ここから「考えの下に置くもの」といったニュアンスから前述の意味につながっている。
そのため、be supposed to do…という受動態の形で「…することが想定されている」→「…することになっている」となり冒頭の意味になる。この表現は義務・約束・規則等でよく使われ「実際にやってない(もしくはできてない)」現実を指して、「そうすることになっている」というニュアンスで使われることが多い。
この例文では、先行詞を含む関係代名詞whatを使って、a thing which(whatの中身)+he was supposed to do(彼がすることになっていた)→「彼がすることになっていたこと」となっている。
▶️(参考)DUO3.0の例文155:What am I supposed to do?(どうしろって言うんだ?)
in charge
「担当している」という意味の表現。分解して考えれば、in(範囲)+charge(責任)→「責任の中にいる」となり冒頭の意味につながっている。この例文の場合は、man in chargeという形で使われており、man(人)+in charge(責任の中)→「何かを担当しておりその責任の中にいる人」ということ。
なお、同じような表現としてビジネスではperson in charge(担当者)というのがある(略して、PiC、PIC等と表記されることもある)。最近はフェミニズム(男女同権論)の影響でmanをpersonで置き換えている印象があるので(例:chairman→chairperson)、この例文もpersonを使った方がよいのかもしれない。
また、名詞chargeを「責任」と訳しているが、これはDUO3.0で出てくる例文で説明してるので気になる方はそちらの説明を読んで頂ければと思う。
▶️(参考)DUO3.0の例文385:in need(困っている)
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません