DUO Select 例文解説メモ #019

DUOセレクトの例文19本目です。
仮定法過去を使った文章になっています。

(YouTube動画版もあるのでご活用ください)
It’s about time + 仮定法過去
「もう~する時間だ」「~する頃だ」等の意味を持つ表現。仮定法過去についてはこちらにまとめているので詳細説明はそちらを是非参照して欲しい。ポイントを絞って端的に説明すると、この例文の場合、「そろそろ進路を決めたらどう?」というのがDUOの和訳となっている。
言い換えれば、進路が決まってないという現在の事実に対して、もう決めるときですよという事実に反することを言っているということ。こういった事実に反すること言う際に仮定法過去が用いられ、感覚としては時制を過去に戻して(事実と反することを明示するために現在形から距離を取って)、decideではなく、decidedという過去形にしているということ。
(参考)DUO3.0の例文538:it’s about time + 仮定法過去(もう~する時間だ)
decide
「決定する」「決心する」等の意味を持つ動詞。語源は、de(離れる)+cide(切る)→「何かを切って分離する」ということ。ここから「自身の考えを切る」といったニュアンスとなり、冒頭の意味につながっている。
この例文の場合は「どんな進路に進むかを切る」となり、意訳すれば「そのように進路を決定した」ということ。
(参考)DUO3.0の例文110:decide(決心する)
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