DUO Select 例文解説メモ #364
DUOセレクトの例文364本目です。
face to faceは日本語でも普通に使いますね。
discuss
「議論する」「話し合う」等の意味を持つ動詞(他動詞の意味しかない)。語源は、dis(離れる)+cuss(振る)→「振って離す」ということ。ここから、対象を小さなものに砕いてそれぞれを吟味するといったニュアンスとなり、最終的に冒頭の意味につながっている。日本語でも議論という意味でディスカッションという単語を使うので比較的馴染みのある単語になると思う。
なお、文法的な注意事項としては同単語は他動詞の意味しか持たないため、この例文のようにdiscuss something…といった具合に直接目的語を取る点。感覚的には、discuss about something…といった具合に前置詞を入れてしまいがちなので要注意。また、longmanには日常ではdiscussよりもtalk aboutという表現を使うとの説明がされている。
▶️(参考)DUO3.0の例文518:discuss(議論する)
prospect
「可能性」「見通し」「見晴らし」等の意味を持つ名詞(動詞の意味もある)。語源は、pro(前に)+spec(見る) →「前を見る」ということ。ここから、①前=未来と考えて→「見込み」「予想」、②目の前の景色→「見晴らし」といった具合に冒頭の意味につながっている。
また①の意味で使われる場合は、どのような見込みなのかを説明するために、prospect of…、prospect for…、prospect that…といった形で説明を付け加えるのが一般的。この例文もprospect for…(…に対する見込み)といった形で使われている。また、①の拡張としてアメリカでは「見込み客」といった意味も持っている。
▶️(参考)DUO3.0の例文141:prospect(見通し)
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません