DUO Select 例文解説メモ #247

2024年2月13日DUO select

管理人
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DUOセレクトの例文247本目です。

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YouTube動画版もあるのでご活用ください)
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prefer to A rather than B

「BよりAを好む」という意味を持つ表現(A、Bは動詞)。この表現で使われている動詞preferは「好む」という意味を持っており、語源は、pre(前に)fer(運ぶ)→「何かを前に運ぶ」ということ。ここから「好みのものを前に運ぶ」といったニュアンスとなり前述の意味につながっている。

DUO3.0では、prefer A to B(BよりAを好む)という表現が出てくるが、比較にthanではなくtoを使うのがルール。これは、be superior to…(…より優れている)のところでも説明したように、ラテン系を起源とする形容詞や動詞はtoを使うという名残が今でも残っているためとなる。

ただ、この例文のようにAの部分にto不定詞が来る場合は、perfer A rather than Bという形になるらしい。恐らくtoが重複するためなんだと思う。この例文では、A=put up with his wife(妻に我慢する)、B=to divorce her(彼女と離婚する)となり、Bのtoが省略されてこの表現となっている。

▶️(参考)DUO3.0の例文272:prefer A to B(BよりAを好む)

put up with…

「…に我慢する」という意味の句動詞。分解して考えれば、put(置く)+up(上に)with(一緒に)→「何かを上に持ち上げる」ということ(重量挙げのイメージ)。ここから、不快なことを我慢しているというニュアンスとなり、冒頭の意味につながっている。

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▶️(参考)DUO3.0の例文545:put up with…(…に我慢する)

rather

「まあまあ」「かなり」等の意味を持つ副詞。日本語で考えると「まあまあ」と「かなり」にはかなり差があり、正直自分もまだ使いこなせていない単語。

この単語の特徴としては、①ネガティブな文章で使われることが多い。②ポジティブな文章で使われる場合は「予想以上に」といったニュアンスが入る。③quiteやveryよりもフォーマルな響きがある(アメリカでは)といったものがある。

語源的には、ratherは元々イギリス貴族のような上流階級で使われてたいようなので「直接的ではなく控えめに表現する」というところから、ネガティブな文章を控えめに言うというところから来ているのではないかと思う。また、イギリス貴族で使われていたということから③のフォーマルな響きというのも納得がいく。

ratherは単独で使われる場合もあるが、この例文のようにrather thanや前の例文で出てきたwould ratherという形で使われることが多い。なお、この例文で使われているrather thanは、A rather than Bという形で使われ「BよりAが好ましい」「BよりむしろA」ということ。

▶️(参考)DUO3.0の例文208:rather(かなり)

divorce

「離婚する」「(二つの概念などを)切り離す」等の意味を持つ動詞(名詞の意味もある)。語源は、dis(分離)vorce(向きを変える)→「向きを変えて分離する」ということ。

ここから、①夫婦という男女のペアが向きを変えて分離する→「離婚する」、②二つの概念を向きを変えて分離する→「(二つの概念などを)切り離す」といった具合に冒頭の意味につながっている。

なお、前の例文で出てきた同じような語源を持つdiversity(多様性)でも少し触れているので、そちらの内容の読み返してもらえると語源と単語のつながりが強化されると思う。

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▶️(参考)DUO3.0の例文529:divorce(離婚する)


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Posted by EngxEng