DUO Select 例文解説メモ #101
DUOセレクトの例文101本目です。
DUOセレクトには出てきませんが、in time(時間内に)という表現もあるので併せて覚えておくと良いと思います。ポイントは前置詞の違いです。
delivery
「配達」「出産」「話しぶり」等の意味を持つ名詞。語源は、de(離す)+liver(自由)+y(名詞語尾)→「離して自由にする」ということ。ここから、①集まったものを離して開放すること→「配達」、②お腹の赤ちゃんを離して自由にすること→「出産」、③自分の考えを離して自由にすること→「話しぶり」といった具合に冒頭の意味につながっている。
なお、liverが自由という意味を持つのは、DUO3.0の例文006で出てくるStatue of Liverty(自由の女神)という表現から紐付けできると思う。
▶️(参考)DUO3.0の例文067:delivery(配達)
on time
「時間通りに」という意味の表現。分解して考えれば、on(接触)+time(時間)→「時間に接触する」ということ。ここから、元々予定していた時間にon(接触)するといったニュアンスとなり冒頭の意味につながっている。
なお、DUO3.0ではin timeという表現も出てくるが、こちらは「その時間内に」という意味。inは範囲を意味する前置詞なので、予定していた時間までの間(範囲)というニュアンスからこのような意味になる。
英語サイトになるが、リンク先でon timeとin timeを比較しているので参考までに見てみると理解が深まると思う。
▶️(参考)DUO3.0の例文213:on time(時間通りに)
severe
「激しい」「厳しい」「非情な」「甚大な」等の意味もつ形容詞。日本語でも「シビアな状況だね」という感じで日常でも使うので理解は難しくないと思う。なお、longmanにはvery seriousという意味が最初に来ており、この意味で使われる場合、日常的にはsevereよりもseriousを使うとある。そのため、この例文もvery serious damageと置き換えてもよいと思う。
なお、DUO3.0にperseverance(忍耐)という単語が出てくるが、severeというパーツを持っているのでそちら説明も読んで頂けると単語間のつながりが強化されると思う。
▶️(参考)DUO3.0の例文235:severe(甚大な)
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