DUO Select 例文解説メモ #074
DUOセレクトの例文74本目です。
to be honestは慣用的な独立不定詞となります。
to be honest
「正直に言うと」「正直なところ」等の意味を持つ表現。文法的には慣用的な独立不定詞(文から独立して文章全体を修飾する不定詞)に分類される表現となる。慣用的に使われている表現なので、あれこれ考えずに慣れて覚えてしまうのがよいと思うが、分解して考えれば、to(方向)+be(状態)+honest(正直な)→「正直な状態に向かって」となり、意訳すれば冒頭の意味となる。
この他にもDUO例文内には、to begin with(まず第一に)、to make matters worse(さらに悪いことに)といった慣用的な独立不定詞が出てきている。
▶️(参考)DUO3.0の例文537:to be honest(正直に言うと)
get along
「(人と)仲良くする」「(仕事を)上手くやる」等の意味を持つ句動詞。alongの基本イメージは「細長いものに沿うこと」なので、それを踏まえて分解して考えれば、get(動いて入手する)+along(沿って)→「沿った状態を入手する」ということ。ここから、何かに上手く沿っているというニュアンスとなり、冒頭の意味につながっている。
さらに、この例文のように後ろにwith my neighbors(近所の人と一緒に)という情報を加えれば、get along(上手く沿っている)+ with my neighbors(近所の人と一緒に) →近所の人と上手くやっているということになる。
▶️(参考)DUO3.0の例文529:get along((人と)仲良くする)
neighbor
「隣人」「隣国」等の意味を持つ名詞。語源は、near(近く)+be(状態)→「近くにいる」ということ。ここから、隣にいる人や国といったニュアンスとなり冒頭の意味につながっている。
比較的よく聞く単語としてneighborhood(近所)があるので、ここからneighbor(隣人)というのを紐付けてもよいと思う。なお、neighborhoodはこちら(DUO3.0の例文)で少し触れているように、neighbor(隣人)+hood(集団)→「隣人の集団」ということ。
▶️(参考)DUO3.0の例文118:neighbor(隣人)
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