DUO Select 例文解説メモ #258
DUOセレクトの例文258本目です。
仮定法過去を使った文章になります。
I wish I could…
「…であったらなぁ(実際は違う)」という願望を表す表現。文法的には仮定法過去になる。文法的にはこの例文のように過去形を使って「現在の事実に反する内容ですよ」ということを表している。
なお、仮定法過去についてはこちらでまとめているので参考にして頂ければと思う。また、DUO3.0でも仮定法過去を使った例文が#151で出てきているのでそちらの例文も参考にすると理解が深まると思う。
▶️(参考)DUO3.0の例文177:I wish I were…(…であったらなぁ(実際は違う))
can’t afford to do…
「…する金銭的な余裕がない」「…するわけにはいかない」等の意味を持つ表現。この表現で使われている動詞affordは「(時間的・金銭的)余裕がある」という意味を持ち、語源は、af(~の方へ)+ford(forth=前へ)→「更に前へ」ということ。
ここから「成し遂げる」という意味になり、更に「成し遂げるための金銭的・時間的余裕がある」という意味合いにシフトして前述の意味につながっている。
そのため、<can’t afford to do…>という形で「…することに向かう余裕がない」となり、文脈に応じて意訳すれば冒頭の訳となる。
▶️(参考)DUO3.0の例文024:can’t afford to do…(…する金銭的な余裕がない)
put aside
「(問題・意見の相違等を)無視する」「(お金を)蓄える」「取っておく」等の意味を持つ句動詞。分解して考えれば、put(置く)+aside(横に)→「横に置いておく」ということ。
ここから、①お金を横に置いておく→「蓄える」、②モノやお金を横に置いておく→「取っておく」、③考え・問題を横に置いておく→「無視する」「注意を払わない」といった具合に冒頭の意味につながっている。この例文では①の意味となっている。
▶️(参考)DUO3.0の例文110:put aside(取っておく)
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