DUO Select 例文解説メモ #180
DUOセレクトの例文180本目です。
付帯状況(同時進行)を表す分詞構文となっています。
全体
後半のコンマ以降の文章は、付帯状況(同時進行)を表す分詞構文となる。大西先生の本では-ing形は躍動感という形で分詞構文、動名詞、分詞修飾も説明されており、感覚的にも非常にしっくりくるので一読をお勧めする。
簡単に説明すると、躍動感を表す-ing形で文章に並べること(繋げること)で、文脈によって同時進行や原因・理由等の意味になるという感覚。なお、ここでは同時進行の意となり、The plane crashed in flames(飛行機が墜落炎上した)とkilling all the passengers and crew(飛行機に乗っていた全ての人たちを殺す)が同時に起こっているということを表している(前半部分が過去形となっているため、分詞構文の訳も必然的に過去の意味となる)。
▶️(参考)DUO3.0の例文094:全体
crash in flames
「墜落して燃え上がる」という意味の表現。分解すれば、crash(衝突する)+in(入って行く)+flames(炎)→「衝突して炎の中に入って行く」となり、冒頭の意味につながっている。
ちなみに、crashは衝突という意味でももちろん使われるが、①口語表現で誰かの家に泊まること(あなたの家に衝突→泊まる)。②カジュアルな表現で招かれてないパーティに参加すること(パーティに衝突→突撃というニュアンス)といった意味も持っている。海外ドラマのFriendsで上記①②の意味で出てくる。
▶️(参考)DUO3.0の例文095:crash(衝突)
passenger
「乗客」「旅客」等の意味の名詞。語源は、pass(通過する)+er(人)→「(何かに乗って)通過する人」となり、冒頭の意味につながっている。
▶️(参考)DUO3.0の例文096:few passengers(僅かな乗客)
crew
「乗組員」「搭乗員」「仲間」等の意味を持つ名詞(動詞の意味もある)。前の例文のDUO3.0で出てくるcabin(客室)でも少し触れているが乗組員のことをcrewという。また、crewはstaff(スタッフ)と同じく集合名詞となる。
▶️(参考)DUO3.0の例文225:crew(乗組員)
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