DUO Select 例文解説メモ #003
DUOセレクトの例文3本目です。
candidate
「候補者」「志望者」等の意味を持つ名詞。語源は、当時の選挙候補者が白いローブを着ていたことから、candidus (「白」の意)というラテン語に由来しているらしい。
同じ語根cand(白)を持つ単語としては、candle(ロウソク)がある。語源から紐付ける場合は「候補者が白いローブを着ていた」ということを覚える必要があるので、個人的には単語をそのまま覚えてしまう方が効率的だと思う。
選挙関係の話はニュースや新聞で頻繁に取り上げられているし、会社への志願者という意味合いでも使われるので、英語の勉強をしていれば比較的触れる機会が多い単語になると思う。
▶️(参考)DUO3.0の例文389:candidate(候補者)
to begin with
「まず第一に」という意味の慣用的な独立不定詞。分解して考えれば、to(方向)+begin(始める)+with(について)→「…について始める方向へ」となり、意訳すれば冒頭の意味となる。
この他にも、to tell the truth(実を言うと)やneedless to say(言うまでもなく)や後の例文で出てくるto make matters worse(さらに悪いことに)といったものがある。慣用的に使われている表現なので、慣れて覚えてしまうのがよいと思う。
▶️(参考)DUO3.0の例文158:to begin with(まず第一に)
make a promise, keep a promise
文法的には、関係代名詞whichが省略されているので略さずに書くと、make promises which they don’t keepとなる。
make a promiseは「約束を作る」、keep a promiseは「約束は守る」ということ。直訳で理解できるので難しくないと思う。この例文ではpromisesと複数形になっているが、これは候補者が色々な約束をするがそれらを守らないため。
ちなみに、DUO3.0ではbreak one’s promise(約束を破る)といった表現やpromiseをword(言ったこと)で置き換えた表現も出てくる。
▶️(参考) DUO3.0の例文209:keep your word(約束を守る)
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