DUO Select 例文解説メモ #206
DUOセレクトの例文206本目です。
in the end
「ついに」「最終的に」等の意味を持つ表現。前置詞in(範囲)を使うことで、長い期間かけて色々あったが最終的にはというニュアンスになる。なお、inの代わりにat(点)を使って、at the endにすると「長い時間かけて」というニュアンスはなくなり、単純に「最後に」という意味になる。
この例文は、最初は苦労したが最終的には成功するというニュアンスが感じ取れるので、in the endがしっくりくる。
▶️(参考)DUO3.0の例文184:in the end(最終的に)
turn out
「(事態などが最終的に)~に終わる」「判明する」「(明かりを)消す」「(大量に)生産する」等の意味を持つ句動詞。分解して考えれば、turn(回転)+out(外に)→「クルっと回して外に出す」ということ。ここから、①状況がクルっと回って外に出る→「(事態などが最終的に)~に終わる」「判明する」、②つまみをクルっと回して明かりを外に出す→「(明かりを)消す」、③機械をクルクル回して加工物を外に出す→「(大量に)生産する」といった具合に冒頭の意味につながっている。
なお、この例文では①の意味で使われており、turned out to be innocentで、最終的にひっくり返って外に出てきたものはinnocent(無実)ですよということ。また、turnのクルっとという感覚から分かるように「予想してない状況に終わる(予想していた状況からクルっと反転して)」といったニュアンスが含まれる場合もあるので併せて覚えておくと良いと思う。
▶️(参考)DUO3.0の例文002:turn out((事態などが最終的に)~に終わる)
innocent
「無罪の」「無害の」「無邪気な」等の意味を持つ形容詞(名詞の意味もある)。語源は、in(否定)+noc(害を与える)+ent(現在分詞末尾)→「害を与えていない」となり冒頭の意味につながっている。冒頭の三つ目の意味だけ補足すると「害を与えていない」→「悪意を持っていない」→「無邪気な」ということ。
身近で使われている例としては、ミスチルのinnocent worldがあるので意味はともかく耳にしたことはある単語だと思う。
▶️(参考)DUO3.0の例文427:innocent(無罪の)
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