DUO Select 例文解説メモ #251
DUOセレクトの例文251本目です。
be/feel ashamed of…
「…を恥じている」という意味の表現。類似表現として、前の例文でembarrassed(恥ずかしい)という単語が出てきているので忘れてしまった方は読み返して頂ければと思う。Hapa英会話で有名なセニサック淳さんの下記動画に分かりやすく違いが説明されているので一度見てみると参考になると思う。
使い分けるうえでの一つのアプローチとして「誰によって恥ずかしいという感情にさせられているのか」という視点で考えるのも有効だと思う。①周りの人によってであればembarrass、②自身によってということであればashamedとなる。
他の言い方をすれば、一人でembarrassedすることは出来ないということ。embarrassについてはリンク先で説明しているように「囲いに入れられた姿を周りに見られるイメージ」で紐付けしておけばよいと思う。
▶️(参考)DUO3.0の例文287:be/feel ashamed of…(…を恥じている)
remark
「発言」「(複数形で)スピーチの言葉」等の意味を持つ名詞(動詞の意味もある)。語源は、re(強意)+mark(印)→「印を付ける」ということ。ここから、口頭で注目させる(印を付ける)といったニュアンスとなり、冒頭の意味につながっている。
なお、DUO内の例文には出てこないが、remarkable(注目に値する)という形容詞もよく出てくる単語なので併せて覚えておくとよいと思う。この場合、re(強意)+mark(印)+able(~できる)→印を付けることができる程の→「注目に値する」ということ。
▶️(参考)DUO3.0の例文525:remark(発言)
apologize to A
「A(人)に謝罪する」という意味の表現。この表現で使われている動詞apologizeは「謝罪する」「謝る」等の意味を持っており、語源は、apo(離れる)+log(話す)+ize(~する)→「(嫌なことから)離れるために言語化する」ということ。
ここから、「弁明する」「弁解する」といった自己を守るという意味で使われるようになり、最終的に間違った行いに対して後悔するニュアンスに転じて「謝罪」という意味につながっている。そのため、apologize to Aという形で「Aに謝罪する」となり意訳すれば冒頭の意味となる。
なお、文法的な注意点としては、apologizeは自動詞の意味しかないので目的語を直接取らずに必ず前置詞が続くという点。これについては、apologize to…と目的語の前に前置詞が入ることを意識して例文暗唱するこで感覚と紐付けてしまえばよいと思う。なお、longmanには日常的にはsorryの方が用いられるとの説明がされている。
▶️(参考)DUO3.0の例文528:apologize to A for B(A(人)にBを謝罪する)
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