DUO Select 例文解説メモ #128
lie down
「横になる」「寝る」等の意味を持つ句動詞。分解して考えれば、lie(横になる)+down(下に)→「下に向かって横になる」となり、冒頭の意味につながっている。
この例文では、on(接触)+his side(彼の横側)→「彼の横側を接触させて」を付加して、全体として横向きに寝たという意味になる。
layとlieの違い
「意味」「発音」「活用」が紛らわしいlayとlieについて補足をする。layは目的語を取り「横たえる」という他動詞の意味、lieは目的語を取らず「横になる」という自動詞の意味。
ただ、活用もかなり似ており、お勧めの覚え方はないので沢山のINPUT/OUTPUTを通じて慣れていくしかない印象。なお、一般的な英語の参考書には、lie(嘘をつく)という単語も一緒に比較されているので活用・発音記号・意味の違いを下にまとめておく。
- lay[leɪ] – laid[leɪd] – laid[leɪd]・・・(横たえる)
- lie[laɪ] – lay[leɪ] – lain[leɪn]・・・ (横になる)
- lie[laɪ] – lied[laɪd] – lied[laɪd]・・・ (嘘をつく)
▶️(参考)DUO3.0の例文113:lie down(横になる)
with + O + 分詞
「Oが~しながら」という意味の表現。表現のためのロイヤル英文法では「with + 独立分詞構文」というネーミングで説明されている。付帯状況を表すwithという説明している文法書もある。
なお、独立分詞構文については既にこちらで説明しているので参考にして欲しい。この例文の場合は、with(一緒に)+his knees(主語:彼の膝) +bent(分詞:曲げられた)→「彼の膝が曲げられたのと一緒に」となり、意訳すればDUOセレクトの和訳である「ひざを曲げた状態で」という意味になる。
▶️(参考)DUO3.0の例文277:with + O + 分詞
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