DUO Select 例文解説メモ #127
DUOセレクトの例文127本目です。
so that…という表現は「結果」もしくは「目的」を導く表現となります。soの前をコンマで区切った場合は「結果」というルールもありますが、文脈に応じて臨機応変に対応できるように意識しながら例文暗唱すると良いと思います。
lay out
「設計する」「段取りを決める」「明確に述べる」「お金をつぎ込む」等の意味を持つ句動詞。分解して考えれば、lay(横にする)+out(外に)→「何かを横にして外に広げる」ということ。
ここから、①何かを広げて並べる→「設計する」「段取りを決める」、②自分の頭の中に入っているものを外に広げる→「明確に述べる」、③貯金箱を横にして入っているものを広げる→「お金をつぎ込む」といった具合に冒頭の意味につながっている。
この例文では①の意味で使われている。日本語でもレイアウト(設計図)という意味で使うことがあるので比較的馴染みのある表現だと思う。
なお、layと紛らわしい単語にlieがある。活用と意味の違いについては次の例文で説明しているので気になる人は先読みして頂ければと思う。
▶️(参考)DUO3.0の例文110:lay out A on B(AをBにつぎ込む)
so that…
「だから…」「…するように」等の意味を持つ表現。分解して考えれば、so(矢印)+that(導く)→「矢印でthat以下を導く」ということ。なお、この表現のコアはso(矢印)の機能で、①結果として矢印の方向に導かれる→「だから…」、②目的に向かって矢印の方向に導く→「…するように」といった具合に冒頭の意味につながっている。ここでは②の意味で使われている。
なお、thatの導くという感覚は大西先生の本で説明されているので気になる方は一読をお勧めする。
▶️(参考)DUO3.0の例文103:so…(…するように)
ruin
「台無しにする」「破産させる」等の意味を持つ動詞(名詞の意味もある)。語源は、ruの部分が「粉々に砕く」という語根に由来しているが、覚えてもあまり応用が利かない語根という印象なので、語源に紐付けずに単語として覚えた方がよいと思う。なお、会話でも比較的使われる頻度が高い単語になると思う。
海外では建物の景観に配慮したルールや設計がされることがある。写真(下図)はミラノにある金色マックで、景観保護のためにこのようなデザインになったとのこと。ただ、契約期間満了にともない既にここから撤退してるようですが。
▶️(参考)DUO3.0の例文417:ruin(台無しにする)
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