DUO Select 例文解説メモ #317
DUOセレクトの例文317本目です。
that節内はwhoever commits a crime(犯罪を犯す如何なる人も)が主語になってます。
insist that…
「…すると言って譲らない」という意味を持つ表現。動詞insistは「主張する」「言い張る」等の意味を持っており、語源は、in(中に)+sist(立つ)→「中に立つ」ということ。ここから、相手の領域内に入って立つというイメージから、前述した「主張する」「言い張る」という意味につながっている。
▶️(参考)DUO3.0の例文483:insist on doing…(…すると言って譲らない)
crime
「犯罪」「罪」「恥ずべき事」等の意味を持つ名詞。語源は、語根crim(ふるいにかける)を持っており、ここから、「法廷で判決を下すこと」→「判決を要すような違法行為」といった具合に意味合いが派生して冒頭の意味となっている。また、法律以外の良くない行為に対しても使われるようになり、「恥ずべき事」という意味につながっている。
なお、この例文ではcommit a crime(犯罪を犯す)という熟語で使われている。commit(犯す)については前の例文で説明済みなので忘れてしまった方は読み返して頂けるとよいと思う。
DUOセレクト内で出てくるdiscrimination(差別)やconcern(考慮する)も同じ語根を持つ単語となるので、内容を確認してもらえると語源の紐付きが強化されると思う。
▶️(参考)DUO3.0の例文462:crime(犯罪)
strictly
「厳しく」「厳密に」等の意味を持つ副詞。語源は、語根strict(押し付ける)を持っており「精神的に圧迫する」「きつく引っ張る」というニュアンスから前述の意味につながっいる。
▶️(参考)DUO3.0の例文079:strictly speaking(厳密に言えば)
punish
「罰する」という意味の動詞。penalty(ペナルティ)やpain(痛み)と同じく「償う」という意味を根底に持つ単語となる。
▶️(参考)DUO3.0の例文073:punishment(処罰)
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