DUO Select 例文解説メモ #095
DUOセレクトの例文95本目です。
minister
「大臣」「聖職者」「牧師」という意味を持つ名詞(動詞の意味もある)。語源は、mini(小さい、低い)+ster(者:対照性を表す接尾辞)→「低い身分の人」ということ。
ここから、master(主人)に仕える人という意味合いとなり、さらに政治的・宗教的な意味に派生して、①政治的な意味でトップに仕える人→「大臣」、②宗教的な意味で聖職者に仕える(手伝う)人→「聖職者」「牧師」といった具合に冒頭の意味につながっている。
なぜpriest(聖職者)の手伝いをする人を同じく「聖職者」と呼ぶのかは正直ちょっと分からなかった(もしかしたら、聖職者の中にも階級のようなものが存在するのかもしれないが、宗教によっても違うのかもしれないので深堀はしなかった)。
また、後の例文で出てくるprinciple(原理)で、prime minister(総理大臣)についてもちょっと触れているので、先読みして頂けると参考になると思う。
▶️(参考)DUO3.0の例文328:minister(大臣)
intend to…
「…するつもりである」という意味の表現。この表現で使われている動詞intendは「意図する」という意味を持っており、語源は、in(中に)+tend(伸ばす)→「何かの中に伸ばす」ということ。ここから自分の意図といったニュアンスになり前述の意味につながっている。
そのため、これに前置詞to(方向・到達)を伴ったintend to…という形で「…することを意図する」となり意訳すれば冒頭の意味となる。
▶️(参考)DUO3.0の例文283:intend to…(…するつもりである)
hand in…
「…を提出する」という意味の句動詞。分解して考えれば、hand(手渡しする)+in(中に)→「何かの中に手渡しする」ということ。ここから「受付箱に手で入れる」といったニュアンスとなり冒頭の意味につながっている。
受付箱に手で入れていた時代にこの表現が生まれ、電子データで提出できるようになった今の時代でも使われているのだと思う。この辺りは、後の例文で出てくるturn off(灯りを消す)と同じく、当時はつまみを回して消していたのに対して今ではスイッチ化されているが当時の名残で同表現が使われているのだと思う。
▶️(参考)DUO3.0の例文252:hand in…(…を提出する)
resignation
「辞職」「辞表」等の意味を持つ名詞。語源はre(再び)+sign(署名をする)+tion(名詞語尾)→「再び署名をする」ということ。ここから、着任時に一度署名したものに再度署名をするという「辞職」のニュアンスから冒頭の意味につながっている。
▶️(参考)DUO3.0の例文328:resign(辞任する)
sooner or later
「遅かれ早かれ」「いずれは」等の意味を持つ慣用表現。直訳すれば「より早く、もしくはより遅く」となり、何かが起こるのは確かだがそれがいつ起きるのかが明確でないときに使われる表現となる。慣用表現となるので難しく考えずにこのままの形で覚えてしまえばよいと思う。
▶️(参考)DUO3.0の例文426:sooner or later(遅かれ早かれ)
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