DUO Select 例文解説メモ #356
DUOセレクトの例文356本目です。
have no choice but to do…
「…する以外に手がない」「…せざるを得ない」等の意味を持つ表現。この表現を理解する要はbutにあり、#023で説明しているように「除く」という意味となる。そのため、直訳すれば「…すること以外に選択がない」となり、これを意訳すれば冒頭の意味につながる。…の部分を変えれば様々場面で使える便利な表現となる。
▶️(参考)DUO3.0の例文425:have no choice but to do…(…する以外に手がない)
give in
「説得されて折れる」「負けを認める」等の意味を持つ句動詞。これらの意味の場合は目的語を取らずに自動詞となる。そのため、yourself(自分自身)を補って、さらにinの後にto something bad(好ましくないこと)が省略されていると考えれば、give(与える)+yourself(自分自身)+in(中に)+to something bad(好ましくないことに)→「自分自身を好ましくないことの中に与える」となり、give inのおおよそのイメージは掴めると思う。
なお、give inは目的語を取って他動詞になることもあり、この場合はhand inのように「何かを~の中に入れる」というようなイメージとなって「提出する」という意味になる。なお、上述したyourself(自分自身)を補ってという部分はこちらで説明しているので気になる方は参考にして頂ければと思う。
▶️(参考)DUO3.0の例文341:give in(説得されて折れる)
demand
「需要」「要求」等の意味を持つ名詞(動詞の意味もある)。語源は、de(強意)+mand(命令)→「強く要求する」となり冒頭の意味につながっている。なお、需要は市場からの要求ということ。
なお、語根mand(命令)はcommand(コマンド)という単語を知っていればそこから紐付けできると思う。もしくは、on demand(デオンデマンド*)という単語は日本語でもよく聞くので、こちらから紐付けしても良いと思う。
*)主にインターネット上で顧客からの要求に対してサービスを提供することを指す。例としては、オンデマンド動画サービス(ユーザが見たい時に(要求した時に)、サービスを提供する)。onの基本イメージは接触なので、on demandで「要求と接触して」→「要求があり次第」ということ。
▶️(参考)DUO3.0の例文028:demand(需要)
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