DUO Select 例文解説メモ #064
DUOセレクトの例文64本目です。
A is twice as large as Bという構文が出てきますが、その成り立ちを把握するとシックリ理解できると思います。
approximately
「およそ」「大体」等の意味を持つ副詞。語源は、ap(~の方へ)+proxim(最も近い)+ate(形容詞語尾)+ly(副詞語尾)→「最も近く」ということ。ここから、正確な数字からのズレが少しだけというニュアンスとなり冒頭の意味につながっている。
なお、語根proxim(最も近い)は後に例文で出てくるapproach(近づく)でも使われる語根proach(より近く)に関係している。具体的には、ラテン語のprope(近い)という単語の比較級がpropius、最上級がproximusとなっているということ。そのため、approximatelyはproximus(近いの最上級)が語源となっているということになる。
同単語は、主に技術文章に使われる傾向があり正確な数字からのズレが少しだけという意味合いを持つ。この辺りは上述の説明を読んで頂ければ感覚的に理解できると思う。
▶️(参考)DUO3.0の例文244:approximately(およそ)
A is twice as large as B
「AはBの2倍の大きさ」という意味の表現。ベースとなっているのは、as ~ as…(…と同じぐらい~)という同等比較になるのでまずはこの表現について説明をしていく。as(イコール)であることを踏まえて、前半のasは副詞で「同じくらい~」という程度のイコールを表し、後半のasは接続詞となり「…と比べて」という基準としてのイコールを表す。
この例文に沿って考えれば、as large as Marsで「Marsを基準として同じぐらいの大きさ」となる。asの前にtwice(2倍)をおけば、The earth = 2 ×(Marsを基準として同じぐらいの大きさ )となり、意訳すれば「地球は火星の2倍」となる。
▶️(参考)DUO3.0の例文306:three times larger than…(…の3倍広い)
Mars
「火星」という意味の固有名詞。これは固有名詞なので覚えるしかないと思う。
▶️(参考)DUO3.0の例文224:Mars(火星)
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