【スティーブ・ジョブズのスピーチ徹底解説】スタンフォード大卒業式④

2022年3月26日YouTube上の英語教材

管理人
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有名なジョブズのスピーチ解説メモです。

DUO3.0の解説と絡めて説明しています。

全体ページはこちらを参照ください。

自分が始めた会社から追い出されたという話です。なかなか衝撃的ですね。

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動画

本文(日本語+英語)

  • My second story is about love and loss.
    2番目の話は大切なものとそれを失うことについて。
  • I was lucky. I found what I loved to do early in life. Woz and I started Apple in my parents’ garage when I was twenty.
    私は幸運だった。人生の早い時点でたまらなく好きなことを見つけた。20歳のとき私は実家の車庫でウォズといっしょにアップルを始めた。
  • We worked hard and in ten years, Apple had grown from just the two of us in a garage into a $2 billion company with over 4,000 employees.
    たちは懸命に働いて、10年でアップルは車庫のたった2人から4000人以上が働く20億ドル企業になった。
  • We’d just released our finest creation, the Macintosh, a year earlier, and I’d just turned thirty, and then I got fired. How can you get fired from a company you started?
    1年前に私たちの最高の創造物であるマッキントッシュを出したばかりで、私は30歳になったばかりだった。そして私は首になった。どうしたら自分が作った会社を首になれるかって?
  • Well, as Apple grew, we hired someone who I thought was very talented to run the company with me, and for the first year or so, things went well.
    そう、会社が成長する過程で一緒に会社を経営するのにとても才能のあると思えた人を雇い、最初の1年ほどはうまくいった。
  • But then our visions of the future began to diverge, and eventually we had a falling out. When we did, our board of directors sided with him, and so at thirty, I was out, and very publicly out.
    しかしその後、私たちの将来の展望は別々の方へ行くようになり、結局最後は仲たがいしてしまったのです。我々がそうなった時、取締役会は彼の側に付いた。それで私は30才にして会社を追放された。まさに公然と追放された。
  • What had been the focus of my entire adult life was gone, and it was devastating.
    大人になってからの全期間に、私がすべてを注いできたものが無くなってしまった。そしてそれは本当に衝撃的だった。
  • My second story is about love and loss.
    2番目の話は大切なものとそれを失うことについて。
  • I was lucky. I found what I loved to do early in life. Woz and I started Apple in my parents’ garage when I was twenty.
    私は幸運だった。人生の早い時点でたまらなく好きなことを見つけた。20歳のとき私は実家の車庫でウォズといっしょにアップルを始めた。
  • We worked hard and in ten years, Apple had grown from just the two of us in a garage into a $2 billion company with over 4,000 employees.
    たちは懸命に働いて、10年でアップルは車庫のたった2人から4000人以上が働く20億ドル企業になった。
  • We’d just released our finest creation, the Macintosh, a year earlier, and I’d just turned thirty, and then I got fired. How can you get fired from a company you started?
    1年前に私たちの最高の創造物であるマッキントッシュを出したばかりで、私は30歳になったばかりだった。そして私は首になった。どうしたら自分が作った会社を首になれるかって?
  • Well, as Apple grew, we hired someone who I thought was very talented to run the company with me, and for the first year or so, things went well.
    そう、会社が成長する過程で一緒に会社を経営するのにとても才能のあると思えた人を雇い、最初の1年ほどはうまくいった。
  • But then our visions of the future began to diverge, and eventually we had a falling out. When we did, our board of directors sided with him, and so at thirty, I was out, and very publicly out.
    しかしその後、私たちの将来の展望は別々の方へ行くようになり、結局最後は仲たがいしてしまったのです。我々がそうなった時、取締役会は彼の側に付いた。それで私は30才にして会社を追放された。まさに公然と追放された。
  • What had been the focus of my entire adult life was gone, and it was devastating.
    大人になってからの全期間に、私がすべてを注いできたものが無くなってしまった。そしてそれは本当に衝撃的だった。
  • My second story is about love and loss.
    2番目の話は大切なものとそれを失うことについて。
  • I was lucky. I found what I loved to do early in life. Woz and I started Apple in my parents’ garage when I was twenty.
    私は幸運だった。人生の早い時点でたまらなく好きなことを見つけた。20歳のとき私は実家の車庫でウォズといっしょにアップルを始めた。
  • We worked hard and in ten years, Apple had grown from just the two of us in a garage into a $2 billion company with over 4,000 employees.
    たちは懸命に働いて、10年でアップルは車庫のたった2人から4000人以上が働く20億ドル企業になった。
  • We’d just released our finest creation, the Macintosh, a year earlier, and I’d just turned thirty, and then I got fired. How can you get fired from a company you started?
    1年前に私たちの最高の創造物であるマッキントッシュを出したばかりで、私は30歳になったばかりだった。そして私は首になった。どうしたら自分が作った会社を首になれるかって?
  • Well, as Apple grew, we hired someone who I thought was very talented to run the company with me, and for the first year or so, things went well.
    そう、会社が成長する過程で一緒に会社を経営するのにとても才能のあると思えた人を雇い、最初の1年ほどはうまくいった。
  • But then our visions of the future began to diverge, and eventually we had a falling out. When we did, our board of directors sided with him, and so at thirty, I was out, and very publicly out.
    しかしその後、私たちの将来の展望は別々の方へ行くようになり、結局最後は仲たがいしてしまったのです。我々がそうなった時、取締役会は彼の側に付いた。それで私は30才にして会社を追放された。まさに公然と追放された。
  • What had been the focus of my entire adult life was gone, and it was devastating.
    大人になってからの全期間に、私がすべてを注いできたものが無くなってしまった。そしてそれは本当に衝撃的だった。

解説メモ

I found what I loved to do early in life. Woz and I started Apple in my parents’ garage when I was twenty.

  • what I loved to doで「やるのが好きなこと」→「意訳:やりたいこと」。foundの目的語となっている。
  • my parents’ garageで「両親の車庫で」という意味。複数名詞の所有格<’>を伴った表現となる。
    📘複数名詞の所有格:DUOの例文#144で説明済

Apple had grown from just the two of us in a garage into a $2 billion company with over 4,000 employees.

  • grow from A to Bで「AからBへ成長する」という意味の表現。toではなくintoを使うことで成長の度合いを強調しているのではないかと思う。また、company with over 4,000 employeesで「4,000人を越える従業員が働く会社」ということ。

We’d just released our finest creation, the Macintosh, a year earlier, and I’d just turned thirty, and then I got fired. How can you get fired from a company you started?

  • finestはfineの最上級でベストということ。fineは語根fin(終わり)を持っており「最後まできちんとやり遂げる」というイメージ。ここから、仕上げられたといったニュアンスが生じる。
    📘fine:DUOの例文220で説明済み。
  • creationは「作品」の意味。our finest creation(私たちの傑作品), the Macintosh(マック)をコンマでつないで同格を表している。
  • a year earlierで「1年前に」ということ。1年前の基準が「ジョブズが30歳のとき」となるので、現在を基準とするagoは使えない

Well, as Apple grew, we hired someone who I thought was very talented to run the company with me, and for the first year or so, things went well.

  • as Apple grewで「Appleが成長するにつれて」という意味。この場合のasは「~につれて」という意味だが、コアにある「イコールの感覚」を意識するとよいと思う。
  • someone who I thought was very talented to…で「…するのにとても才能があると思った人」という意味。I thoughtは挿入句になるので、この部分を括弧で括ってやると文構造を理解しやすいと思う。
    📘talent:名詞はDUOの例文#345で説明済
  • run a companyで「会社を経営する」という意味。runは「走る」「動かす」「経営する」「運営する」等の意味を持つ多義語。コアは「何かを走らせる」となるので「会社を走らせる」→「経営する」ということ。
    📘run:DUOの例文#041で説明済

But then our visions of the future began to diverge, and eventually we had a falling out. When we did, our board of directors sided with him, and so at thirty, I was out, and very publicly out.

  • divergeは「分岐する」「放射状に広がる」という意味。語源は、dis(分離)vers(向きを変える)→「進行方向から向きを変えて分離した道へ行く」となり、冒頭の意味につながる。
    📘diversity:名詞形はDUOの例文#447で説明済
  • eventuallyは「結局は」という意味。event(出来事)の副詞形となり「出来事の結果」「出来事の結末」といったニュアンスから冒頭の意味につながる。
    📘eventually:DUOの例文#081で説明済
  • we had a falling outで「仲間割れをする」という意味。fall (落ちる)+out(外に)→「落ちて外に行ってしまう」となり、仲間割れという意味につながっている。
  • board of directorsで「取締役会」という意味。

What had been the focus of my entire adult life was gone, and it was devastating.

  • What had been the focus of my entire adult lifeまでが主語。goneはgoの過去分詞形で「どこかに行ってしまった」ということ。
  • devastatingは「衝撃的な」という意味の形容詞。
    📘devastate:DUOの例文#251で説明済


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