【意味の違い】interrupt, disturb, botherの違い
日本語だと同じ意味になる単語も微妙なニュアンスの差を持っています。これらのニュアンスを理解するのに語源アプローチが有効です。一覧はこちら。
意味の違い、ニュアンスの差について
どれも「邪魔する」という意味を持つ単語。それぞれのニュアンスについては、ネイティブ視点でここにまとめられているのでそちらの内容を読んで頂くのがよいと思う。また、下記動画にdisturbとbotherの違いが説明されている。
語源イメージについて
ニュアンスの差について語源からアプローチした内容をまとめておく。上記動画の感覚的な理解にも役立つと思う。
interrupt
語源は、inter(間に)+rupt(壊す)→「中に入って壊す」というイメージから「一連の流れを中断させて」というような場合に使われることが多い単語。具体的には会話、スピーチ、食事等の行動を一時中断させるような時に使われる。
disturb
語源は、dis(完全に)+turb(乱す)→「完全に乱す」というイメージから「人の集中を搔き乱して」というような場合に使われることが多い単語。身近な例としては、ホテルの清掃サービスを断る際にドアの外に掛ける札にDo not disturbという文字が書かれている。
bother
語源的(?)には「ノイズで耳を聞こえなくする」という意味から「集中力を削ぐ」→「邪魔をする」という感じになると思う。上記動画ではdisturbとbotherの差は、偶然か意図的かの違いと説明がされているが、botherの意図的というのは語源から何となく感じ取れると思う。
disturbの偶然というニュアンスについては、こじ付け度が増してしまうが、disturbをdis(反対)+turb(回転)→「回転しているものを止めてしまう」という風に解釈すれば無理やりつなげることもできると思う。
*)語根turb(乱す)が回転という意味を持つことについては、disturbのところで説明している。
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