be worried about…の意味とイメージ ~定型表現攻略~
意味が1つしかない定型表現であれば丸暗記でもよいのですが、多岐に渡る場合は分解してイメージ化しておくと記憶の定着にもよいと思います。表現一覧はこちら。
意味、イメージ、ニュアンス
意味は、お勧めの辞書で紹介しているものを参考にしています。
意味
be worried about…の意味は下記となります。
- 「…について心配する」
分解→イメージとニュアンス
この表現で使われているworriedは動詞worryの過去分詞が形容詞化したもので、語源は、語根wor(回転する)を持っており、もともとは「首周りを絞めて殺す」といったニュアンスで使われていた単語となる。
そして、次第にその意味が薄れて「精神的に苦しめる」→「心配させる」「心配する」といった意味に落ち着いている。そのため、be worried about…という形で「…について心配する」という意味になる。
worry about…とbe worried about…の違い
上記説明したように動詞worry自体にも「心配する」という意味があるので、worry about…という形で「…について心配する」という意味になる。両者のニュアンスの違いについてはHapa英会話で有名なセニサック淳さんの下記動画で分かりやすく説明されているので視聴してみると参考になると思う。
上記動画を簡単に要約すると下記のようになる。
be worried about…の場合は「今心配している」というのに対し、worry about…の場合は「常に心配している」という違いがあるということ。ただ、なぜこのようなニュアンスの差が出るのかについては説明されてなかったので簡単に補足しておく。
現在形は現在の状態を表す表現となるので、be worried about…であれば、状態を表すbe動詞が使われており「今心配している状態ですよ」ということ。それに対して、worry about…の場合は「心配する」という行為となるが、前述したように現在形は現在の状態を表すので「そういう行為が繰り返されている、もしくは習慣化されている状態ですよ」ということ。
例えば、I take a shower every morningという文章であれば、シャワーを浴びる行為を言っているわけではなく、そういう状態(習慣)であるということになる。この辺りの説明は、大西先生の本、マークピーターセンの本に充実した例文と一緒に説明されているので、気になる人は読んでみるとよいと思う。
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