be concerned about…の意味とイメージ ~定型表現攻略~
意味が1つしかない定型表現であれば丸暗記でもよいのですが、多岐に渡る場合は分解してイメージ化しておくと記憶の定着にもよいと思います。表現一覧はこちら。
意味、イメージ、ニュアンス
意味は、お勧めの辞書で紹介しているものを参考にしています。
意味
be concerned about…の意味は下記となります。
- 「…について心配する」
分解→イメージとニュアンス
上で説明したworriedと同じようにconcernedは形容詞となる。be worried about…とのニュアンスの違いについては、Hapa英会話で有名なセニサック淳さんの下記動画に分かりやすく説明されているので一度視聴してみると参考になると思う。
なお、この動画によるとconcernを使った場合は、
- ①解決策を見つけ対策を取ること
- ②心配の気持ちはあるが精神的苦痛程ではない
- ③ビジネスの場ではworryよりconcernが好まれる
という3点が説明されている。余談となるが海外赴任していた時、my concern is…(私の懸念は…)、Thank you for your concern.(色々意見や指摘をもらった後に、お気遣いありがとうございますという感覚で)という表現を無意識で使っていたなぁとふと思い出した。本題に戻って上記①~③の感覚を語源から考えてみる。
concernは、con(一緒に)+cern(ふるいをかける)→「一緒に混ぜてふるいをかける」というイメージを持つ単語となる。ここから文脈によって色んな意味に派生するが、まとめると下図のような感じになると思う。
ネイティブの感覚とあっているかどうかはちょっと分からないが上述した①②について分析すると、①concernはふるいをかけるという行為→問題を明確化して対処しようとする行為、②concernは混ぜられて影響し合うというニュアンスなので、精神的苦痛とまではいかない(逆にworryは「首を絞めて殺す」というのがもともとの意味なので精神的苦痛というニュアンスにもマッチする)といった感じで理解すればよいと思う。
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