be second to noneの意味とイメージ ~定型表現攻略~
意味が1つしかない定型表現であれば丸暗記でもよいのですが、多岐に渡る場合は分解してイメージ化しておくと記憶の定着にもよいと思います。表現一覧はこちら。
意味、イメージ、ニュアンス
意味は、お勧めの辞書で紹介しているものを参考にしています。
意味
be second to noneの意味は下記となります。
- 「誰にも負けない」
- 「誰にも劣らない」
分解→イメージとニュアンス
辞書によっては、be second to…という形で「…に次いで2番目」というような訳が載っているので、…の部分にnone(誰もいない)を当て嵌めれば「誰もいないのに次いで2番目」→「実質のところ1番」となり前述の意味につながるのが分かると思う。慣用表現となるので難しく考えずにこのままの形で覚えてしまえばよいと思う。
前置詞to(…に次いで)の解釈
説明の便宜上、be second to….(…に次いで2番目)という訳をベースに説明したが、to(…に次いで)の部分についてなぜこのような訳になるのか少し補足する。個人的には、大西先生の本で説明されているtoの「指し示す」イメージが感覚的に一番分かりやすいのでこれに沿って説明をする。
詳細は先生の本を一読頂きたいが、簡単に言うとtoの基本イメージは「到達」で、そこから「何かを指し示す」という感覚につながっているということ。そのため、be second to…を前から訳していくと、be second(2番目ですよ)となり、「何に対して2番目なのか」という情報をtoで指し示しているということ。例えば、…の部分にlast(最後)が続けば「最後に対して2番目」→「最後から2番目」「最後に次いで2番目」といった意味になるということ。
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