【意味の違い】relevantとrelatedの違い
日本語だと同じ意味になる単語も微妙なニュアンスの差を持っています。これらのニュアンスを理解するのに語源アプローチが有効です。一覧はこちら。
意味の違いとニュアンスの差
relevantとrelatedは、両方とも「関係のある」「関連する」という意味を持つ単語です。
それぞれの単語が持つニュアンスについて下記に纏めます。
relevant
語源は、re(強意)+lev(軽くする)+ant(現在分詞末尾:性質)→「何かを取り除いて軽くする性質」ということ。
単に「関係のある」という 意味を持っているのではなく「現在抱えているの問題にとって」といった限定が入っているのが分かる。
そのため、relevantという単語は「現在抱えている問題を取り除いて軽くする性質」→「現在抱えている問題にとって助けになる性質」というのがコアの意味になると思う。
語源としてはrelief(安堵)と同じで「何かを取り除いて軽くする」というイメージ。そのため、現在抱えている問題を解決するための「適切な」「重要な」「関連した」といった感じで捉えておくとよいと思う。
related
広義の意味の「関係のある」「関連のある」という感じになると思う。
個人的には日本語のニュアンスと大きな差はないという印象。ただ、人間関係に対して使う場合は、血縁関係や親類といったニュアンスになるが、これはrelatedの語源、re(後ろ)+late(運ぶ)→「後ろ(=元)に運ぶ」というイメージから、血縁関係につながっているというのは容易に想像できると思う。
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