【意味の違い】colleagueとco-workerの違い
日本語だと同じ意味になる単語も微妙なニュアンスの差を持っています。これらのニュアンスを理解するのに語源アプローチが有効です。一覧はこちら。
意味の違い
colleagueとco-workerは「同僚」という意味を持っている。主な使い分けについて下記に纏める。
- co-workerは主にアメリカで使われる表現
- colleagueは専門職の同僚という意味でよく使われる
- 例えば、teacher, doctorであれば、co-workerではなくcolleagueを使う傾向がある。逆にsecretary(秘書)であればco-workerを使う
- co-workerは同じ職場で働いている人(受付、他部門の人も含め)を指し、colleagueは仕事上のつながりがありがある人(必ずしも同じ職場にいる必要はない)
例えば、同じ会社でAとBが同じプロジェクトに参画しているとする。この場合、AとBは仕事上のつながりがあるのでcolleagueとなる(同じ職場にいるという意味でco-workerとも言える)。ただし、プロジェクトに参加してない同じ会社で働いているCはcolleagueではない。
ニュアンスの差について
それぞれの単語が持つ語源イメージを纏めると下記のような感じとなる。
personality
co-workerのcoは一緒にということなので、漠然と一緒に働いている人という感じ。
character
co(一緒に)+league(リーグ)→一緒のリーグにいる→「同じようなことをやっている人たち」「お互いに協力しながら仕事をしている人たち」という感じになると思う。
G8サミットで参加国のことをcolleaguesと言ったりするので「国は違えど同じようなことをしている人たち」「同じ目標に対して協力している仲間」という意識があるのではないかと思う。ちなみに、ポルトガル語では同僚という意味でcolegaという単語があり「同業者」「仲間」「同職」「同級生」等の意味がある。やはり共通するのは「一緒のリーグにいる人たち」という感覚なのではないかと思う。
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