【意味の違い】be fed up with…, be tired of…, be sick of…の違い
日本語だと同じ意味になる単語も微妙なニュアンスの差を持っています。これらのニュアンスを理解するのに語源アプローチが有効です。一覧はこちら。
意味の違い
「…にうんざりしている」という意味を持つ表現として、be fed up with…, be tired of…, be sick of…がある。
Hapaさんのサイトによると違いは特にないと説明されているので、あまり気にする必要はないのかもしれない。
ニュアンスの差について
ただ、ニュアンスに差があると説明しているサイトも多々あるのでそれらの違いについて、語源というアプローチで考察してみる。
下記の考察より、うんざり度としては①be sick of…、②be fed with…、③be tired of…という順番で弱くなっていく気がする(②と③の差が微妙な気もしているが)。
be fed up with…
この表現で使われているfedは動詞feed(ご飯を与える)の過去分詞となるため、be fed with…で「…を与えられている状態」ということ。
これにup(完全に)というフレーバーを加えて「…を完全に与えられている」→「上限に達している」→「…にうんざりしている」という意味につながっているのだと思う。
be sick/tired of…
残りの2つの表現はsickとtiredの違いになり、前者は「病気になる程うんざり」、後者は「疲れる程うんざり」というニュアンスなのだと思う。
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