bureaucratの意味と語源 ~英単語攻略(★)~
単語の「語源」「意味」「ニュアンス」について纏めています。語源を知ることで「ニュアンスの理解」「単語のイメージ化」「記憶の強化」に役立ちます。単語一覧はこちら。
意味、語源、ニュアンス
意味と語源については、お勧めの辞書、お勧めの語源辞典で紹介しているものを参考にしています。
意味
名詞の意味を持ちます。主要なものは下記となります。
- 「官僚」
- 「官僚主義者」
語源とニュアンス
便宜上、bureaucracy(官僚制度)という単語から説明を始める。
この単語の語源は、bureau(机)+cracy(権力)→「机上で働いている権力を持った組織」というようなイメージとなる。
また、官僚制度をwikiで調べると「ピラミッド型に整理された、権限の分担とその指揮系統に関する官僚の階層構造」というような説明が為されているが、砕いた説明をすれば、トップの意思決定が適切に伝わる(遂行される)ように役割や権力をピラミッド状にした制度といった感じになると思う。
ご存知のように、これは行政に適用されている制度となり、そういった制度を持つ組織内で働いている人たちは「毎日決まったルーチンワーク(いわゆる、お役所仕事)をする」ことが主となるので、前述した「机上で働いている権力を持った組織というようなイメージ」となる。
bureaucracyという単語は、官僚制度という意味以外にも、集合的な官僚(官僚制度という組織内にいる人たち)、お役所仕事(官僚制度という組織内のルーチンワーク)という意味を持っている。
次に本題のbureaucratだが、これは接尾辞-cracy(権力)が-crat(力や権力に属する一員)に変わった単語となる。そのため、机上で働いている権力を持った組織に属する人というイメージから前述で述べた「官僚」、「官僚主義者(官僚的な考え方をする人)」等の意味につながる。
参考までに、bureauについて少し補足すると、語源は前述したように「机(さらに遡れば机の上に敷く布)」に由来しており、そこから「オフィス(机が集まる場所)」→「(役人の)局」というように意味が派生した単語となる。身近な使用例を挙げれば連邦捜査局(FBI:Federal Bureau of Investigation)がある。
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