【意味の違い】praise, price, prizeの違い
日本語だと同じ意味になる単語も微妙なニュアンスの差を持っています。これらのニュアンスを理解するのに語源アプローチが有効です。一覧はこちら。
意味と語源イメージの違い
スペルが違い単語にpraise, price, prizeがある。
意味としては、prise(称賛)、price(価格)、prize(賞品)があるのでこれら差異を下にまとめておく。なお、これらの3つの単語はどれもラテン語のpretium(価値、褒美)という単語から派生している。
priceは商品の売買で使われるようになり「値段」「価値」という意味で使われていた単語。その後、prise(priceと共通語源の単語)の綴りcがzとなり誕生したのがprizeとなる(houseの複数形housesがハウシスではなくハウジズとzで発音するようになったのと関係があるらしい)。
ただし、同スペルの単語として既にprize(戦利品)というのがあったので、この影響を受けてprizeは「(勝ち取った)賞品」という意味を持つようになる。元々のprizeはpri(捕まえる)というところから来ているので、捕まえて戦利品を奪うというような感覚だと思う。
最後にpraiseだが、語源はpretiumから来ているもののpriceとは別単語として最終的にpraiseという形になったらしい。詳細までは調べてないが、priceと同じく何かを評価するという感覚は一緒になる。そのため、priceは物の価値を評価したもの、praiseは人や物について高く評価することといった感覚になると思う。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません