attribute A to Bの意味とイメージ ~定型表現攻略~
意味が1つしかない定型表現であれば丸暗記でもよいのですが、多岐に渡る場合は分解してイメージ化しておくと記憶の定着にもよいと思います。表現一覧はこちら。
意味、イメージ、ニュアンス
意味は、お勧めの辞書で紹介しているものを参考にしています。
意味
attribute A to Bの意味は下記となります。
- 「AをBのせいにする」
- 「AはBの結果であると考える」
- 「AはBによるものと考える」
分解→イメージとニュアンス
この表現で使われている動詞attributeの語源は、at(~の方へ)+tribute(割り当てる)→「~方へ割り当てる」ということ。
そのため、attribute A to Bという形で「AをBに割り当てる」というのが基本的な解釈となる。後は文脈に応じて、上述した「AをBのせいにする」「AはBの結果であると考える」「AはBによるものと考える」等の意味になる。
語根tribute(割り当てる)について
attribute以外にも語根tribute(割り当てる)を持つ単語としてcontribute(貢献する)とdistribute(分配する)、語根tributeの語源に関係があるtribe(部族)という単語もある。これらの関係をマインドマップ風にまとめると下図のような感じとなる。
まず、語根tribute(割り当てる)は、当時ローマを統治していた3部族(tribe)に貢物・贈り物を割り当てたということからスタートしている(tributeという単語には貢物という意味がある)。そして、語根tribute(割り当てる)を中心に前述した三つの単語に派生するという流れとなる。
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