future-orientedの意味と語源 ~英単語攻略~
単語の「語源」「意味」「ニュアンス」について纏めています。語源を知ることで「ニュアンスの理解」「単語のイメージ化」「記憶の強化」に役立ちます。単語一覧はこちら。
意味、語源、ニュアンス
意味と語源については、お勧めの辞書、お勧めの語源辞典で紹介しているものを参考にしています。
意味
形容詞の意味を持ちます。
- 「未来志向の」
語源とニュアンス
動詞orientは「方向を合わせる」という意味を持っていることを踏まえて分解して考えると、future(未来)+oriented(方向を合わせられた)→「未来に方向付けされた」となり前述の意味につながっている。
なお、同単語は複合形容詞の一種となる(複合形容詞についてはこちらで説明しているので気になる方は一読頂ければと思う)。
orientについて
動詞orientについて少し補足をしておく。同単語は動詞として「方向を合わせる」「東向きにする」、名詞として「東洋」「アジア諸国」等の意味を持っており、語源は、ラテン語のoriens(日が昇る方角)に由来している。
そして、ここから「東」「正しい方向(太陽が昇る方向なので)」等の意味に派生して最終的に上述した意味につながっている。マインドマップ風にイメージを描くと下図のような感じになる。
日本でもオリエント急行殺人事件、オリエンテーション(最初の説明会)等の使い方をするが、前者はパリからトルコに移動する列車(東に向けて)、後者は「方向付けするための会議」ということ。orientのイメージが分かれば自然と理解できる意味だと思う。
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