integrate A into Bの意味とイメージ ~定型表現攻略~
意味が1つしかない定型表現であれば丸暗記でもよいのですが、多岐に渡る場合は分解してイメージ化しておくと記憶の定着にもよいと思います。表現一覧はこちら。
意味、イメージ、ニュアンス
意味は、お勧めの辞書で紹介しているものを参考にしています。
意味
integrate A into Bの意味は下記となります。
- 「AをBに組み入れる」
- 「AをBに統合する」
分解→イメージとニュアンス
この表現で使われている動詞integrateは「統合する」「積分する」といった意味を持っており、語源は、in(反対)+teg(触れる)+ate(~する)→「触れられないものにする」ということ。
ここから「完全なものにする」というニュアンスとなり次のような流れで前述の意味につながっている。
①複数あるモノをまとめて一つの完全なモノにする→「統合する」
②隅から隅まで全部足し合わせる→「積分する」
語源から覚える場合は、in(中に)とin(反対)を混同しないよう注意する必要がある。
また、身近な例から覚える場合は、整数をinteger(完全な数。プログラミングで整数型をintと言うがintegerの略)といい、集積回路をIC(integrated circuit)という。ICは複数の回路素子を一つのチップ上に集積・統合したものというので、これらの例からinteg(完全)というイメージを持っておくのもよいと思う。そうすることで、同じ語根を持つintegrity(高潔)を紐付けるのが楽になる。
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