agnosticの意味と語源 ~英単語攻略~
単語の「語源」「意味」「ニュアンス」について纏めています。語源を知ることで「ニュアンスの理解」「単語のイメージ化」「記憶の強化」に役立ちます。単語一覧はこちら。
意味、語源、ニュアンス
意味と語源については、お勧めの辞書、お勧めの語源辞典で紹介しているものを参考にしています。
意味
名詞と形容詞の意味を持ちます。主要なものは下記となります。
- 「不可知論者」
- 「不可知論の」
- 「依存しない」
*不可知論は、物事の本質を知ることは不可能という意味
語源とニュアンス
語源は、a(否定)+no(知る)+ic(形容詞/名詞語尾)→「知ることができない」ということ。
少し脱線するとが、gnosis(グノーシス)という単語を聞いたことがある人もいると思う。これは、宗教や思想に使われており、キリスト教のグノーシス派としても使われている。
あまり宗教については詳しくないが、かなりアバウトに説明すると(間違ってるかもしれません)、皆が信じている神様は偽りの神で、本当の最高神は別にいるというような考え方。そして、その本質は神秘的な知識(グノーシス)を通じてのみ感じ取れるというような考え方らしい。
本題に戻って、agnositcは、gnosis(グノーシス)に否定を意味する接頭辞 -a(否定) を付けた単語となるため「(本質を)知ることができない」ということ。ここまで読めば、不可知論(本質を知ることは不可能)という意味もしっくりくると思う。
さて、ここまでは宗教や思想の話になるが、この単語がビジネスや工学系で使われることがある。具体的には、be agnostic on…(…については分かりかねる)、hardware agnostic(ハードウェアに依存しない)といった例がある。
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