refer to B as Cの意味とイメージ ~定型表現攻略~
意味が1つしかない定型表現であれば丸暗記でもよいのですが、多岐に渡る場合は分解してイメージ化しておくと記憶の定着にもよいと思います。表現一覧はこちら。
意味、イメージ、ニュアンス
意味は、お勧めの辞書で紹介しているものを参考にしています。
意味
refer to B as Cの意味は下記となります。
- 「BをCと言う」
- 「BをCと呼ぶ」
分解→イメージとニュアンス
この表現で使われている動詞referは「言及する」「参照する」「参照させる」「差し向ける」「委託する」等の多岐の意味を持っており、語源は、re(元へ)+fer(運ぶ)→「元の場所に運ぶ」となり前述の意味につながっている。
便宜上、下記3ステップで同表現を説明していく。
Step1:refer A to B
まずは、元の場所を示す前置詞to(到達)を伴ったrefer A to Bという形を基本と考えて「Aを元の場所であるBに運ぶ」ということ。なお、ここでいう「元」というのは、状況に応じて「話題・内容」「頼りになるもの」「情報源」等になるが「然るべきところ」といった感じで捉えておくとよいと思う。
Step2:refer to B
次にrefer to Bという表現だが、これはここで説明しているようにA=oneselfが省略された形と捉えておくとよいと思う。そのため、refer A to Bという形で「自身をB(然るべきところ)に運ぶ」ということになる。
Step3:refer to B as C
最後に本題のrefer to B as Cという表現だが、これは上記refer to BのBが「B as C」に置き換えられた形となる。そして、as(イコール)であることを考えると、refer to B as Cという形で「自身を(B=Cという関係)に運ぶ」→「B=Cと考える」という解釈となり、前述の「BをCと言う」「BをCと呼ぶ」という意味につながっていく。
経験的には、Cにはニックネームのようなものが来てcall B C(BをCと呼ぶ)という形の少し堅い表現のような感じで使われたり、論文の中で、この論文では「BをCと呼ぶ」という形で使われているのを見たことが何度かある。
長々書いてしまったが、上記内容をマインドマップ風に図示すれば下記のような感じになる。ご自身の使われている辞書に記載してる意味や例文を参照しながら、このマップを見て頂くとより理解が深まると思うので是非試してみてもらいたい。
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