devote A to Bの意味とイメージ ~定型表現攻略~
意味が1つしかない定型表現であれば丸暗記でもよいのですが、多岐に渡る場合は分解してイメージ化しておくと記憶の定着にもよいと思います。表現一覧はこちら。
意味、イメージ、ニュアンス
意味は、お勧めの辞書で紹介しているものを参考にしています。
意味
devote A to Bの意味は下記となります。
- ①「AをBに割く」「AをBに充てる」
- ②「Bに専念する」
分解→イメージとニュアンス
この表現で使われている動詞devoteは「専念する」「注ぐ」といった意味を持っており、語源は、de(下に)+vote(投票する)→「誰かの下(元)に投票する」ということ。ここから「1票を捧げる」→「何かを捧げる」というニュアンスから前述の意味につながっている(*)。
そのため、devote A to Bという形で「AをBに捧げる」という意味となり、次のような流れで前述の意味に繋がっている
①Aが時間やお金の場合→「AをBに割く」「AをBに充てる」
②Aが自身の場合→「Bに専念する」
(*)スペルからの連想のしやすさから、de(下に)+vote(投票する)としたが、vote(票)のところで説明しているように、de(下に)+vow(誓約)→「神聖なモノの下に誓約する」→「何かを捧げる」とした方が語源的にはより正確なのかもしれない。
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