【意味の違い】deal withとcope withの違い ~語源イメージの活用~

2025年1月14日英単語

管理人
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dealはカジノのディーラーからイメージできるように「適切に分配する」➡「適切に扱う」というのが直感的に分かると思います。身近で使われている単語から語源イメージを広げるのも非常に有用な手段だと思います。その他の単語一覧はこちら

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意味の違いとニュアンスの差

deal withとcope withは、両方とも「対処する」という意味を持つ単語です。両者の差異を纏めると下記のようになります。

deal withとcope withの違い
  • deal with
    • 積極的に問題を解決しようと対処する、一方でとにかく用事を片付けるというニュアンスがある
  • cope with
    • 「問題自体を解決するわけではなく、問題に折り合いをつけている」ということ

語源イメージとニュアンスについて

それぞれの単語が持つニュアンスについて下記に纏めます。

deal with

動詞deal自体は「(トランプカードを)配る」という意味を持っているが、これは語源dail(分ける)に由来しており、「何かを分ける」→「分配する」ということ。

そのため、deal withを分解して考えれば、deal(分配する)+with(関係)→「関係のあるモノを分配する」ということ。ここから、何かを適切に分配する=何かを上手に扱うとなり、「対処する」という意味につながっている。

cope with…

動詞copeの語源は、古フランス語のcolper(叩く、殴る)に由来しており、そこから「殴り合いをする」→「困難や不運と闘う」→「(闘いながら)上手く折り合いをつける」というような意味に派生した単語となる。

加えて、copeは自動詞の意味しか持たないので前置詞with(一緒)を伴ってcope with…(…と一緒に上手く折り合いをつける)となり意訳すれば「対処する」という意味になる。

まとめ

冒頭の表を再掲します。

deal withとcope withの違い
  • ①deal with
    • 積極的に問題を解決しようと対処する、一方でとにかく用事を片付けるというニュアンスがある
  • ②cope with
    • 「問題自体を解決するわけではなく、問題に折り合いをつけている」ということ

語源イメージの内容を読んで頂ければ分かると思いますが、①については、dealerがカードを配っている様から連想でき、②については「(闘いながら)上手く折り合いをつける」というところから理解できると思う。


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Posted by EngxEng