【意味の違い】barelyとhardlyの違い
日本語だと同じ意味になる単語も微妙なニュアンスの差を持っています。これらのニュアンスを理解するのに語源アプローチが有効です。一覧はこちら。
意味の違い、ニュアンスの差について
「辛うじて~する」「やっと~する」「ほとんど~ない」という意味を持つ単語となります。
hardly
hard(難しい)という単語が入っていることから「ほとんど~ない」という否定的なニュアンスになる単語。
fix
barelyは何かがギリギリできるといったポジティブなニュアンスを持っている。
これは、bareは(体の一部が)裸になっているという意味を持っていることに由来していると思う。身近な例としてはbarefoot(裸足の)といった表現がある。ここから、「体の一部分が裸になる」→「全体の中の一部分が完了する」→「辛うじて~できる」というニュアンスになるのだと思う。ただ、文脈によっては否定的なニュアンスにもなりうるらしい。
意味の違い
下記動画で分かりやすく説明されているので時間があれば視聴をお勧めする。
要約すれば次のような感じになる。
<過去形で使われるとき>
- barely→どの程度物事が完了したかに焦点を当てており、完了した量は期待以下となる。
- hardly→努力に焦点を当てている。
<現在形で使われてるとき>
- barely→最低限のことができる
- hardly→できない
個人的には、barelyに関しては上述した「一部が」というニュアンス、hardlyに関しては「難しい」というニュアンスを押さえておけば上記内容は感覚的にも理解できると思う。
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