anything but…の意味とイメージ ~定型表現攻略~
意味が1つしかない定型表現であれば丸暗記でもよいのですが、多岐に渡る場合は分解してイメージ化しておくと記憶の定着にもよいと思います。表現一覧はこちら。
意味、イメージ、ニュアンス
意味は、お勧めの辞書で紹介しているものを参考にしています。
意味
anything but…の主要な意味は下記となります。
- 「決して…ではない」
分解→イメージとニュアンス
分解して考えれば、anything(何でも)+but(除いて)+「…」→「…を除いて何でもあり」ということ。言い換えれば、「決して…ではない」となり、前述の意味につながっている。
butは「しかし」という意味で学校で教わる単語だが、except(除く)という意味があり、コアは「除く」ということ。そのため「除く」という感覚で紐付けておくとよいと思う。
説明が難しいのでDUO3.0の下記例文を使って説明する。
Joe is anything but diligent(ジョーが勤勉なんてとんでもない).
この例文の場合、Joe is anything(ジョーはanything(どんなものでも)ありますよ)+but diligent(勤勉を除いて)となり、全体で「ジョーは勤勉以外の何ものでもある」→「ジョーは勤勉なんかではない」という意味になる。
感覚的には、最初に「何でもありですよ」と言っておいて、その後にbutで除外対象を指定することでそれ(除外対象)を強調するということ。英語では最初に全体を言い例外はそのあと述べるという形が多いため、その感覚とbut(除く)をしっかり押さえておけば、anything butという表現も感覚的に使えるようになると思う。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません