in a senseの意味とイメージ ~定型表現攻略~
意味が1つしかない定型表現であれば丸暗記でもよいのですが、多岐に渡る場合は分解してイメージ化しておくと記憶の定着にもよいと思います。表現一覧はこちら。
意味、イメージ、ニュアンス
意味は、お勧めの辞書で紹介しているものを参考にしています。
意味
in a senseの主要な意味は下記となります。
- 「ある意味では」「一面では」
分解→イメージとニュアンス
この表現で使われている名詞senseは、色んな意味を持つ多義語となるが、語源は語根sen(行くこと)を持っており、「心が対象に行くこと」→「感じ取ること」というのが根本のイメージとなる。
日常会話でも頻出する単語だが、意味によって可算名詞と不可算名詞になるのでその点は注意。可算名詞の意味としては、感じ取るというイメージから「感覚」「認識力」「判断力」「意味(おそらく、感覚の中に意味を見出すので)」といった意味を持っている。
日本語でも「センスがある」という表現をよく耳にするが、これは可算名詞の意味となる。例:She has a keen sense of art.(彼女はすばらしい芸術の感覚がある→芸術のセンスがある)。また、シックスセンス(第六感)という表現もよく聞く。
一方、不可算名詞の意味については「良識」「道理」といった意味になる。よく使うフレーズとして、common sense(良識)、make sense(道理を作る→分かる)がある。なお、make senseに関しては「意味を作る→理解する」と解説しているサイトや本もあるが敢えて別の表現とした。理由は「意味」という訳は可算名詞のものとなってしまうので、その理解だとmake a senseと英訳してしまう可能性があるため。
長々書いてしまったが、in a senseというのは冠詞aが付いているので可算名詞の意味となる。
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