A is sentenced to Bの意味とイメージ ~定型表現攻略~
意味が1つしかない定型表現であれば丸暗記でもよいのですが、多岐に渡る場合は分解してイメージ化しておくと記憶の定着にもよいと思います。表現一覧はこちら。
意味、イメージ、ニュアンス
意味は、お勧めの辞書で紹介しているものを参考にしています。
意味
A is sentenced to Bの意味は下記となります。
- 「AにBの判決が下される」
分解→イメージとニュアンス
この表現で使われている動詞sentenceは「判決を下す」という意味を持っており、語源はsenseと同じで「感じ取る」ということ(詳細はリンク先の説明を一読頂きたい)。
ここから、感じ取った内容について「意見を言う」「判断する」といった意味に派生し、法的な判決や刑罰について使われるようになり前述した「判決を下す」という意味につながっている。
そのため、sentence A to Bという形で「A(人)にBという判決を下す」というような意味になるが、通常、この例文のように受動態として使われ、A is sentenced to Bという形で「AはBという判断を下される」という意味となる。
日常会話で使うような表現ではないが、ニュースや新聞でたまに見聞きする表現となるのでこの例文暗唱を通じて覚えてしまうのがよいと思う。
ちなみに、名詞sentenceは「文」という意味で広く知られた単語となるが、この意味は語源的には比較的新しいものとなる。動詞の意味である「判決を下す」から、名詞としては「判決」「刑」といった意味を持っているが「判決」→「きっちりとした内容」→「文法的に完成されたもの」→「文」といった具合に意味が派生している。
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