behind the scenesの意味とイメージ ~定型表現攻略~
意味が1つしかない定型表現であれば丸暗記でもよいのですが、多岐に渡る場合は分解してイメージ化しておくと記憶の定着にもよいと思います。表現一覧はこちら。
意味、イメージ、ニュアンス
意味は、お勧めの辞書で紹介しているものを参考にしています。
意味
behind the scenesの意味は下記となります。
- 「舞台裏で」
- 「ひそかに」
- 「水面下で」
分解→イメージとニュアンス
sceneは色々な意味を持つ多義語となるが、まずは舞台上のシーン(scene)を想像するのがよいと思う。観客は舞台上で役者が色々なシーン(scenes)を演じているのを見ているわけだが、その裏(behind the scenes)では色んな舞台機材が働いており、それらは観客には見えないということ。
そして、このイメージが転じて「今見えているものの裏では」というようなニュアンスが生じて前述の意味につながっている。なお、前述したようにsceneは多義語で、次のような意味が辞書に載っている。
①(映画・劇の)場面
②(事故・犯罪の)現場
③業界、世界
④景色
語源を遡れば「影を与えるもの」→「テント、ブース」→「役者のためのステージ(舞台)」→「演技の場面」といった形で意味が派生してきており、後半2つのイメージを抑えておけば、次のような流れで理解できると思う。
①は「演技の場面」
②は「事故や犯罪の舞台」
③は「特定のシーンに関係する舞台上の人たち」
④は舞台上の風景
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